2020年08月25日 16:21

ライフログテクノロジーは、提供している「食事データ分析ツール」を用い、食生活実態調査を行った。

「食事データ分析ツール」は「カロミル」60万人超ユーザーが登録している食事データを統計分析できるシステム。今回のテーマは「パン」とし、1月1日~8月17日までのデータを分析した。

食事管理をしていると、バランスよく栄養をとることの難しさをとても感じる。「低炭水化物食」は肥満や糖尿病患者さんの食事管理として従来用いられているが、ここ数年は「糖質制限」「ローカーボ」といったダイエットや健康な体作りのために、「低糖質」はキーワードとなっている。そこで今回は、炭水化物の中でも、「パン」について、統計データから分析した。

まず初めに、「パン」の食事回数を多い順から並べた。圧倒的第1位の食事回数を記録したのは、ローソンの「ブランパン」だった。ローソンの「ブランパン」は2012年より発売を開始し、当時はまだ珍しかった低糖質パンのブームをつくった言わば立役者ともいえるパンとなる。「小麦粉に比べて糖質が少なく、食物繊維などの栄養成分を多く含んでいる「ブラン(穀物の外皮)」を使用したパン」というように、低糖質だけでなく食物繊維も摂れることが特徴だ。低炭水化物ダイエットや糖質制限をしている中だとなかなか食べにくいパンだが、ローソン「ブランパン」だけでなく、メーカー努力によって糖質を減らしたパンもよく見かけるようになっている。