2025年10月16日 19:00

アントンパールは10月8日、新世代の示差走査熱量計「Julia DSCシリーズ」を発表した。新世代の示差走査熱量計「Julia DSCシリーズ」は、材料分析において、かつてないスピードとシンプルな操作性を実現する革新的なDSC。
今回の新製品により、アントンパールの材料特性評価ラインナップにDSCが新たに加わった。これにより、レオロジー測定、粒子特性評価、表面・細孔分析まで、ワンストップで提供できるリーディングカンパニーとしての地位をさらに強固なものにする。
特徴はシンプルでわかりやすい、直感的に使える操作性で、特別なトレーニングは不要。また内蔵の空冷モジュールにより、外部装置を使用せずに氷点下までの高速冷却が可能。試料準備から最終分析まで、自動化機能とスマートな事前設定により、短時間で正確かつ再現性の高い結果を提供する。
「Julia DSCは、高性能と使いやすさを両立させ、熱分析に新しい基準を打ち立てました」と、プロダクトマネージャーのJiři Kislingerさんは語る。「圧倒的な冷却速度、迅速な測定結果、そしてほとんどトレーニングを必要としない操作性 – まさに現場のニーズに応える革新であり、それをお届けできることを誇りに思います。」とコメント。
製品の詳細は公式サイトへ。