2025年09月18日 09:54

三菱鉛筆は、「第19回キッズデザイン賞」(主催:キッズデザイン協議会)において、優秀賞である「審査委員長特別賞」を「uni タブレット授業えんぴつ」が受賞した。
文部科学省が提唱するGIGAスクール構想によって、2021年4月より全国の公立小学校では1人1台の学習用タブレットを使用して学習をしている。キーボード操作による文字入力だけではなく、ノートに自分の意見や考えをまとめ、タブレットのカメラ機能を使って撮影し、クラスで相互に考えを共有し合いながら学びを深める「協働的な学び」が一般的になってきた。この「書く」から「共有する」という形に変化した教育環境の中で、筆圧が弱いと文字が薄く、投影しても読みづらい、カメラ機能で撮影しても文字が白飛びする、という課題があった。
この課題を解決すべく「uni タブレット授業えんぴつ」は、新開発の鉛筆芯によって、「低筆圧の子どもでも濃くてハッキリと見やすい描線が書ける」「低光沢で描線の反射が少なく、画面上でも伝わりやすい」という特長を備えている。現在の学習環境において、子どもの抱える悩みにアプローチした「かきかた鉛筆」となっている。
「第19回キッズデザイン賞」では、色鉛筆「toirono(トイロノ)」と「uni タブレット授業えんぴつ」が選ばれ、「uni タブレット授業えんぴつ」が優秀作品に贈られる「審査委員長特別賞」に選出された。