2025年06月19日 16:05

avatarin、NECネッツエスアイ、東海大学は、大阪・関西万博会場内の栃木県が実施するデジタル技術を活用した参加型の展示にて、栃木パビリオンを遠隔で見学する機会を創出する。
これは、栃木県下の一部の小中学生を対象にしたもので、ローカル5Gとアバターロボット「newme(ニューミー)」を活用して行われる。栃木県の協力のもと、大阪・関西万博会場内に期間限定で設置される栃木パビリオンにローカル5Gに接続した「newme」を設置。栃木県壬生町にある壬生町立壬生小学校、壬生町立壬生中学校のそれぞれから「newme」を使って遠隔で栃木パビリオンを見学する。
展示会場では、東海大学観光学部観光学科佐藤研究室の学生が、「newme」のナビゲーターとしてパビリオンの遠隔体験の支援を行う。また、ローカル5G基地局の提供等について、東京大学大学院工学系研究科中尾研究室がavatarinとの共同研究に基づき協力している。
ローカル5Gとは、自営可能な高品質無線ネットワークであり、大容量・低遅延通信を実現。アバターロボットには、高画質のリアルタイムの映像伝送が必要で、無線ネットワークの上り通信の性能が求められており、ローカル5Gは、その基盤となる重要な通信インフラとなる。
実証は6月27日壬生町立壬生小学校が13時~13時45分、壬生町立壬生中学校が15時~15時50分(予定)。