2025年06月12日 09:51

LIVE BOARDは、6月11日に開催された「デジタルサイネージアワード2025」において、エントリーしていた「AI擬態ビジョン」が優秀賞を受賞した。
デジタルサイネージアワードとは、デジタルサイネージコンソーシアムが主催し、公募されたデジタルサイネージの作品の中から優秀な作品を選出・表彰することで、デジタルサイネージ市場をさらに活性化させていくことを目指すもの。作品募集は4月9日~5月9日に、デジタルサイネージコンソーシアムサイト上で行い、6月11日に開催された審査発表会でグランプリ1作品と優秀作品10作品が選出された。
「AI擬態ビジョン」は、LIVE BOARD、電通、電通クリエーティブXが共同開発した、生成AIとライブ配信の技術を組み合わせた屋外広告における新たな広告技術。AI擬態ビジョンの仕組みは、まず屋外ビジョンを含む風景を一定の間隔で撮影し、画像生成AIのAPIを利用して、その画像データの屋外ビジョン部分を背景の空や風景になじむように塗りつぶす。そして、塗りつぶした画像データ部分を、LIVE BOARDのライブ配信技術を活用してリアルタイムで屋外ビジョンに映し出す。結果として、まるで屋外ビジョンが背景の空や風景に溶け込んでいるかのような広告表現が可能となる。本技術は、広告制作における生成AI活用が加速する現代において、屋外ビジョン×生成AIの先進的なクリエイティブ表現として注目されている。