2025年06月02日 12:37

NeoXは、調剤薬局向け自動受付システム「スマート薬局」のテスト運用を、くすりの福太郎と連携し、一部店舗にて開始した。

近年、薬局業界では人材不足や業務負担の増加への対応が喫緊の課題となっており、限られた人的リソースで効率的な運営を行うことが求められている。「スマート薬局」は、患者がタブレット端末を使って受付操作を行うことで、これまで受付スタッフが対応していた処方箋の受け取り・確認作業を自動化するソリューション。薬師丸シリーズの処方箋OCRシステム「薬師丸賢太」と連携することで、患者情報の自動読取・入力支援も実現する。

くすりの福太郎でのテスト運用では、開始から数日間で、「受付におけるタブレット操作時間が120秒から約60秒に短縮」「来局患者におけるタブレット利用率が100%を達成」といった成果が得られた。今回のテスト運用を通じて、患者の利用状況や現場スタッフのフィードバックをもとに機能の改善・最適化を図り、5月より本格導入を目指す。NeoXは、テクノロジーの力で調剤薬局の未来を支える「スマート薬局(自動受付)」の普及により、業界全体の業務効率化と患者体験の向上に貢献していく。なお、くすりの福太郎でのテスト運用の様子を、現場スタッフへのインタビューとともに収録した紹介動画を公開した。

スマート薬局公式ページ / 紹介動画