2025年04月02日 19:00

プロロジスは、東京都墨田区押上の都市型物流施設「プロロジスアーバン東京押上1」にインキュベーション施設「inno-base TOKYO-OSHIAGE(イノベース トウキョウ オシアゲ)」をオープンした。
「inno-base TOKYO-OSHIAGE」開設の背景は、高まるインキュベーション施設へのニーズに応えるため。2023年に新設した「inno-base TSUKUBA」は、開設から1年半で首都圏エリアのスタートアップ企業10社が入居するなど大きな反響があり、24年8月には入居企業である自動フォークリフト開発・販売のハクオウロボティクスとの資本業務提携の締結を発表した。
2拠点目としてオープンした「inno-base TOKYO-OSHIAGE」では、支援企業の拠点エリアを首都圏から全国へと拡大。入居者は施設内のシェアオフィス(12席)や専用ブース(9席)を利用できるほか、「inno-base TSUKUBA」の実証実験エリアやシェア倉庫も活用できる。最新技術の実証実験や新製品の評価・検証の場所を必要とする大手企業やスタートアップ企業との協業を促進することで、新たな価値の創造を目指す。「inno-base TOKYO-OSHIAGE」のセットアップオフィスは、かつて物流スタッフ向けの大浴場エリアとして使われていた空間を活用している。過去の役割に敬意を払い、新しい価値を生み出した。