DMMは、地方創生事業の一環として、格闘技アニメの王道であり金字塔である「刃牙」シリーズと、伝統工芸品である九谷焼をコラボレーションした商品を開発。2月19日の13時より、DMM通販にて販売を開始した。

九谷焼は、石川県南部で作られ、石川県無形文化財にも指定されている、日本を代表する色絵陶磁器。その最大の特徴である、和絵具の厚みのある盛り、透明感、鮮やかな色彩を活かしつつ、「刃牙」シリーズの人気シーンを豆皿に描き上げた。今回の企画を通じて、「刃牙」シリーズと九谷焼、双方のファンに満足してもらい、より幅広い層にその魅力を届けていきたいと考えている。さらに、本企画により地上最強のテーブルウェアが誕生することも目指している。価格2000円（税別）。

石川県には、加賀友禅をはじめ、漆器や和傘など、数多くの工芸が息づいている。しかし一方で、職人の高齢化による深刻な後継者不足や、ライフスタイルの多様化、安価な海外製品の流入などにより、需要が減少しているという厳しい現状がある。

DMM 地方創生は、「事業創出企業として、地域に貢献する持続可能な事業を生み出す」というミッションのもと、これまで様々な地域でプロジェクトを展開してきた。アニメやゲームなどDMMが60以上の事業を通じて培ってきたノウハウを、地域の特産品や産業と融合させることで、新たな需要を創出。地域のファンを獲得し、ひいては、持続可能な事業を生み出すことができると考える。