2025年02月05日 15:58

フジケンは、建築家・谷尻誠さんがデザイン・プロデュースした新しい賃貸住宅シリーズ「商住宅」をリリースする。

「家は、ただ住むだけの場所ではない。」そんな発想から生まれた、新しい賃貸住宅の在り方が「商住宅」だ。コロナ禍を経て、リモートワークや個人事業の増加、オンラインビジネスの普及などに伴い、住まいと職場を別々に構えることが非効率であるという声を聞くようになった。また、従来の賃貸物件は「住居」と「店舗(事業用)」が厳密に分かれており、家で働くという柔軟な利用が難しいという課題がある。そこで同社は、「住む」ことと「商う」ことを同時に楽しめる暮らしの場を提供すべく、新しい発想の賃貸住宅「商住宅」を企画・開発した。

今回の「商住宅」の企画は、今まで別々に考えられていた「生きるための仕事」と「暮らすための住まい」を、自由に編集できるスキームを提供することが狙いだ。通常、1階部分は防犯上やプライバシーの観点から「閉じた表情」になりやすく、街並みに対して活気を生み出すには課題がある。しかし、「商住宅」では1階を商いの場として開放することで、街に対して自然な賑わいを生み出し、文化を醸成するきっかけにもなる。さらに、オーナー側にとっても1階スペースへの付加価値が高まり、同じ建物の中でも最も家賃を高く設定しやすいという大きなメリットがある。街にとっても、オーナーにとっても、双方がプラスとなる新しい住環境を提案するのが「商住宅」だ。

「商住宅」中野新橋の住所は、東京都中野区弥生町。

商住宅公式サイト