2025年02月05日 12:27

パナソニック ホールディングスは、ENgaWAの協力の下、埼玉県横瀬町において、パナソニックコールドチェーンソリューションズ社の小型高温高圧調理機「達人釜」を活用した実証実験を1月15日~3月31日の期間で実施する。
小型高温高圧調理機「達人釜」「101℃以上の温度帯での真空調理」が可能な小型の高温高圧調理機で、限りなく滅菌に近い状態まで調理できるため、常温保存・常温物流が可能なレトルト食品を手軽に製造することができる。
2024年4月より、パナソニックHDは横瀬町の地域商社という位置付けであるENgaWA社とともに、農家の人々の顔、生産への姿勢や思いが伝わり、生産された野菜のおいしさを実感できる試食イベントなどを行い、地産地消を進める活動を推進してきた。今回の実証実験では、「達人釜」を使用した地域農家の野菜を食材としたレトルト食品の試作と、流通方法の検証を行う。その際、加工業者や飲食店などの地元プレイヤーにも地場の野菜を使ってもらうことで、地域住民に地元食材の良さを実感してもらうとともに、地元農家のファンを増やして地産地消を推進することを目的としている。パナソニックHDは、今後もこのような取り組みの幅を広げ、食の地産地消を促進する活動を継続していく。
実証実験の実施期間は1月15日~3月31日。