2025年02月04日 15:47

Mt.T(マウントティー) by 星野リゾ―ト」では、1月6日より、GPSマップアプリ「yukiyama」を活用した雪崩事故対策を始めた。

同リゾートの位置する谷川岳には、冬になると大量のパウダースノーを求めて、バックカントリースキーヤー・スノーボーダー・雪山登山客が国内外から訪れる。雪山をより安全に楽しんでほしいという思いから、雪崩事故防止を目指しており、今シーズンは新たに「yukiyama」アプリの活用ならびにゲストの登録促進を実施。雪崩事故対策に役立てる。

「yukiyama」アプリは、全国約400カ所のスキー場でGPS機能を活用し、スキー場での滑走情報を全て記録できる、スキー・スノーボードアプリ。「グループ機能」を利用すると、自分だけではなくグループに参加したメンバーの位置情報を見ることができたり、滑走記録をシェアできたりと、スキーヤー・スノーボーダー同士でコミュニケーションを図ることができる。

「yukiyama」アプリを運営するユキヤマ社では、Mt.Tでの利用ニーズを基にアプリを改良。スキー場内はもちろん、谷川岳で人気のあるバックカントリーエリアでもアプリを起動することで、自分や仲間の居場所が分かるようになった。これにより雪崩事故が発生した際に、現場にいるスキーヤー・スノーボーダーの位置をアプリの地図上で把握することが可能に。谷川岳の救助活動に携わる山岳警備隊にもアプリの活用方法を共有しており、雪崩事故発生時のスムーズな救助活動を支援する。