2025年02月04日 10:13

おてつたびが運営する、お手伝いと旅を掛け合わせた人材マッチングサイト「おてつたび」が、日本経済新聞社が主催する「2024年日経優秀製品・サービス賞」において「スタートアップ部門賞」を受賞した。
「日経優秀製品・サービス賞」は、日本経済新聞社が毎年1回、特に優れた新製品・新サービスを表彰するもので、今回で43回目を迎える。ノミネートは公募によらず、日本経済新聞社が独自に候補となる製品・サービスを選定する。
地方バイト紹介「おてつたび」は、「お手伝い(短期アルバイト)」と「旅」を組み合わせた人材マッチングサービス。人手不足に悩む宿泊業や農業など地方の事業者と、働きながら旅を楽しみたい旅行者をマッチングしている。旅行者は、現地までの交通費は自己負担となるが、旅先で働くことで報酬を得られるため、旅行の経済的負担が軽減できる。また、地域の人々との交流を通じて、より深く地域の文化や暮らしを楽しむことができる。地域事業者は、「旅」を切り口に全国各地からの働き手を集めることができ、働き手が休日や空き時間に地域を観光することで、地域経済の活性化にも期待できる。
1月30日現在、登録者数は6万8000人以上。Z世代を中心に、近年では、(早期)退職者、子育てがひと段落した主婦などのシニア層にも利用が広がりつつある。「おてつたび」の50歳以上の参加者は、2021年12月3日時点で全体の8%だったのに対し、2024年12月3日時点では26%に増加している。