2025年01月29日 12:41

映画業界で働く女性を守る会は、第3回「観たいのに観れなかった映画賞(MME賞)」の投票を1月24日より開始した。
子どもを育てながら働ける映像業界を目指し、業界全体の労働環境の改善に取り組む、特定非営利活動法人映画業界で働く女性を守る会では、2023年より、「MME賞」を開催してきた。この映画賞は、女性たちが映画館で観たいのに忙しすぎて見れなかった映画に投票するもの。3度目となる今回は、「すべての働く女性」が投票できる映画賞として開催、1月24日よりオンラインにて投票を受け付けている。
映像業界で働く女性たちの投票の部門賞は残しつつ、あらゆる業種で働く女性たちが「映画館で観たいのに観れなかった」映画はなんだったのか、どういった環境であれば映画館に行くことができたのか、様々な女性達の「観れない」事情や思いを知る事で今後の映画界がより良いものに変わるように、今年も調査を兼ねた映画賞を開催中だ。具体的には、まずすべての働く女性が、1年に1回は映画館で映画を楽しんでもらえる環境作りを目指す。さらに、働く女性が観たい映画を何本でも映画館で観れるような労働環境へと変わる未来を目指して、この「観たいのに観れなかった映画賞」がなくなることを目標としている。
投票締切は2月14日(予定)。結果発表は3月10日(予定)。