2025年01月24日 10:02

エンスペースは、同社の企画運営(主催:岩手町 みらい創造課)として、新たな流通形態の創出により、岩手県岩手郡岩手町のキャベツやブルーベリー農家など生産者を支援するプロジェクト「いわてのてとて」を開始する。
従来、食の流通は、生産者から地域商社を経て小売店や飲食店へ卸され、消費者に届けられるのが一般的だった。しかし、メディアの多様化やブランディングの重要性が高まる中、岩手町でも既存の手法にとらわれない流通形態が求められている。この課題を解決し、地域全体で食の魅力を発信する仕組みを構築するため、岩手町や地元の複数団体とエンスペースが協同し「いわてのてとて」プロジェクトが発足した。
「いわてのてとて」プロジェクトは、2月26日に開催する、生産者自ら流通先候補のバイヤーへ生産品の魅力や想いを伝え、新たな商流や商品開発に繋げる公開型の商談イベント「競りピッチ」を主軸として進行する。同イベントは仙台で開催し、流通や情報拡散の可能性を高めていく。また、プレゼンに向けた事前準備として、1月27日に「話育講座」を実施し、話のプロである「実演笑売士」が生産者に対し、魅力の伝え方の座学やロールプレーイングを行う。
日程は、1月27日「実演笑売士が教える!生産品の魅力の伝え方の講座」(岩手広域交流センター「プラザあい」)、2月26日「おらのウメーを自慢させてくれ!いわてまち競りピッチ」(JR仙台イーストゲートビル1階「ダテリウム」)。3月以降、飲食店等の提供開始。