2025年01月09日 19:50

キユーピーのグループ会社であるキユーピータイランド(KEWPIE (THAILAND) CO., LTD.、タイ国)とキユーピーインドネシア(PT KEWPIE INDONESIA、インドネシア共和国)は、各既存工場内に新設した生産ラインを稼働し、1月から本格的に生産を開始する。
タイ、インドネシアでの生産能力の増強により、アジアパシフィックにおけるマヨネーズやドレッシングの需要増加に対応し、市場を深耕する。また両拠点ともに、東南アジアではグループ初の一般見学スペースを設けた(見学開始時期は未定)。顧客との新たなタッチポイントを創出し、食育活動を通して新たなキユーピーブランドのファンづくりを目指す。
キユーピータイランドではオセアニア地域を中心とした輸出事業が好調で、2023年度のマヨネーズ類の輸出実績(売上金額)は2019年度比で3倍以上に急成長している。急拡大する輸出需要に加え、今後も伸長が見込まれるタイ国内の需要にも対応するため、今回東南アジアで初となる高速充填ラインを導入し、従来の約2倍の生産スピードを実現した。
また、同工場では2018年から太陽光パネルを設置し、CO2の排出削減に努めてきた。今回、新棟の屋上に太陽光パネルを設置し、工場全体の再生可能エネルギーの割合を約25%(2022年度実績)から約35%(2025年度予定)に引き上げる。