ココピアが運営を行う障害を抱える人向けの転職支援サービス「ココピアキャリア」が、障害者雇用に特化した求人を取り扱う求人サイトをオープンした。

ココピアは2018年1月に設立、精神障害や発達障害を持つ人々の就労継続支援施設「ココピアワークス」の運営等を事業として展開している。「ココピアキャリア」は、障害を抱える転職希望者に、最適な求人情報の提供とキャリア支援を行う支援サービス。多様な働き方を求める人に、可能性を広げる活躍の場を提案する。

「ココピアキャリア」の求人サイトは、「ココピアキャリア」が取り扱う障害を持つ求職者に特化した求人情報を提供する。ユーザーは、幅広い業種や職種の中から、求人を検索することが可能。一般事務から専門職までの幅広い職種を取り扱っており、高収入を目指せる求人も多数掲載。「ココピアキャリア」では、契約済みの企業からの掲載許可の獲得、求人票の作成を随時進めており、掲載する求人数は今後増加していく予定。

日本企業では、ダイバーシティー経営の推進が一層求められている。障害者雇用促進法に基づき、民間企業における法定雇用率は2024年4月1日より2.5％に引き上げられた。さらに、2026年7月には2.7％への引き上げが予定されている。障害者雇用に対する市場ニーズの高まりと事業の拡大を踏まえ、より広い求職者に支援を展開することを目的に、独自に抱えている求人情報を広く公開する。