2024年12月05日 19:01
富士通ゼネラルは、圧倒的な冷却性能を誇る「ウェアラブルエアコン」の次世代モデルを開発し、12月5日よりECサイト上で予約受注を開始する(販売開始は2025年春予定)。
同社のウェアラブルエアコンは、ペルチェ素子を利用したネッククーラーで、外部温度に対して最大-20℃の冷却能力を発揮し、首に装着することで頸部を冷やす。同社の強みである空調技術やノウハウを応用して、内蔵する熱交換部でペルチェ素子から発生する熱を水に放熱し、40℃を超える過酷な環境でも一貫して優れた冷却性能を発揮するプロ仕様だ。2021年の発売以来、鉄鋼業やプラント業など、過酷な猛暑下で働く職場を有する500社以上の国内企業で採用され、数々の猛暑現場で活躍している。
今回発売する「ウェアラブルエアコン」は、2021年より提供している「コモドギア」のコンパクトモデル。外部温度差最大-20℃の圧倒的な冷却パワーを維持しつつ、手軽で使い勝手の良いネッククーラーとして新しく開発した。本製品は、従来分離されていた冷却ネック部と水冷式熱交換部を一体化し、チューブレス仕様にした。その結果、これまで腰に巻いていた熱交換部の装着が不要になり、装着時間を約3分の1の10秒に短縮した。また、使い心地が大幅に改善されたことで、建設業や物流関係、イベント関係などの移動が必須となる職種の人も手軽に利用できる。
メーカー希望価格は6万円(税抜)、早割適用で4万5000円。販売開始は2025年春。予約開始日は12月5日。