2024年12月04日 15:57

ホシザキは、業務用冷蔵庫・冷凍冷蔵庫・冷凍庫をモデルチェンジし、364機種(タテ型251機種、テーブル型113機種)を発売する。
これにより、全ての国内向け業務用冷蔵庫・冷凍冷蔵庫・冷凍庫の標準機(標準ラインナップ)において、代替フロンから環境負荷の小さい自然冷媒への冷媒ガス転換が年内に完了。12月中旬より順次出荷開始し、ホシザキの全国15の販売会社を通じて販売する。
ホシザキは代替フロンからノンフロンへの転換にあたり、人類が作り出した物質ではなく、自然界にもともと存在する物質である自然冷媒を積極的に採用している。業界に先駆けて業務用自然冷媒冷蔵庫を開発し、海外では2009年より、国内では2022年8月より受注生産製品を、2023年5月より普及価格帯の製品を発売してきた。国内では一部の製氷機でも自然冷媒化を実現している。今回のモデルチェンジにより、ホシザキは日本国内で最も多くの業務用自然冷媒冷蔵庫ラインナップを揃えることとなり、顧客に幅広い選択肢を提供する。
業界全体でも国内外の家庭用冷蔵庫、海外の小型製氷機で自然冷媒の標準採用が進んでいる。ホシザキはグローバル企業として、自然冷媒への冷媒ガス転換を促進・けん引し、地球への環境負荷低減へさらに貢献していく。自然冷媒への転換により、代替フロン採用の旧モデルと比較し、地球温暖化への影響を大幅に軽減。冷媒ガス使用製品を製造するメーカーとして、製品に使用するフロン類の環境影響度の低減を行うことにより、製品のライフサイクル全般にわたる温室効果ガス排出量削減に大きく貢献する。