2024年11月29日 19:37
SEQSENSEはテイケイの協力・運用のもと、11月1日から「TODA BUILDING」にて、自律移動型警備ロボット「SQ-2」の本格稼働を開始した。
SEQSENSEは深刻化する労働力不足の解決策として、自律移動型ロボットの開発・製造・サービス提供を行っている。現在は「SQ-2」を中心にサービスを提供しており、2019年のローンチ以降、日本全国でロボットを導入し、警備現場での実績を重ねてきた。
「SQ-2」は、3次元センサー技術・自己位置推定アルゴリズム・リアルタイム経路計画アルゴリズムなど高度なテクノロジーを駆使することで生まれた自律移動型の警備ロボット。独自の3DLiDARを搭載しており、警備対象物件の詳細な3次元マッピング、歩行者をはじめとした動体検知、環境の変化を検出することが可能。立哨・巡回・来館者対応といった警備業務の全面的あるいは部分的な代替を行うことで、施設の管理コスト削減に貢献する。さらに、「SQ-2」は定期的な遠隔アップデートにより、新機能の実装や不具合解消を行うため、常に最新の状態で利用できる。
「TODA BUILDING」は、地下3階地上28階建ての超高層複合用途ビル。「SQ-2」は1階エントランスロビーと2階オフィスエントランススペースにて運用される。「SQ-2」は1階と2階をエレベーターを使って移動し、立哨を行う。時間帯によってフロアを移動し、警備員に代わって立哨することで、施設全体の警備員の負担軽減に寄与する。