2024年11月01日 13:07
鈴与は、オフィスフロア内に伊藤園の寄付型自動販売機を2台導入した。
同社は、国際戦略港湾である清水港をベースに、国内物流企業のなかでもトップクラスである全国143拠点、海外22拠点を展開。「現場力」「展開力」「解決力」を強みに、倉庫・運輸・国際物流などあらゆる物流ニーズに対応している。
2台のうち1台はラッピング自動販売機で、鈴与グループが運営する障がい者支援団体である玉柏会と鈴与グループとの共創によって実現した壁面アート、「チャレンジドデザインウォール」と同じものを自動販売機のラッピングデザインに起用した。玉柏会の利用者が描いたアート作品をもとに、「静岡の美しく豊かな自然環境・温暖な気候と、安心感がある温かい社会を共に生きる」というテーマでプロのデザイナーが再構築したデザインだ。この自動販売機での売上の一部が寄付され、障がいのある方の支援活動に役立てられる。
もう1台は、環境保全・人財育成に取り組んでいるオイスカの活動を支援する寄付型自動販売機。飲料の購入者が寄付額を10円から任意で設定することができ、寄付金は世界33カ国で行われている子どもたちの手による森づくり「子供の森計画」や、東日本大震災で被災した海岸林の再生活動など、オイスカが日本国内外において実施している環境保全活動に役立てられる。
同社は、飲料の自動販売機という身近なものを通して、従業員が日常生活のなかで社会貢献活動を意識し取り組める環境をつくることが大切だと考えている。同社では経営の拠り所である「共生(ともいき)」の精神のもと、今後も社会貢献活動に取り組んでいく。