2024年10月29日 15:50

世界経済フォーラム若手傘下組織「Global Shapers Community Tokyo Hub」は、山形県西川町と推進している次世代アート型まちづくりのイベントを、11月4日西川町で開催する。11月4日のイベントでは、新たに町のシンボルとして作り上げる巨大アートに「西川町への想い」を町民・関係人口の人々に書き込んでもらい、アートを完成に近づける。

本取り組みは、世界経済フォーラムの若手傘下組織「GSC Tokyo Hub」と山形県西川町で推進している。人気観光地「月山」に行くために、西川町をただ通り過ぎる人々が多い。そんな中、町の入り口となる公園に巨大で異質なアートオブジェクトを設置することで、町民や訪問者の心をつなぎ、地域の魅力を広げていくことを目指している。

度重なるアート制作実験とタウンミーティングを経て、素通りする人の目を止める・西川町ならではの気候を活かしたアートアイディアが固まった。直径40cm・高さ3mの鉄柱16本を赤色で塗装し、円を描くように設置する。

11月4日(15時30分~)、睦合公園にて開催する本イベントでは、制作進行中の巨大アートに西川町への想いを書き刻むことができる。最終的には蛍光色で塗るため、書き込んだ想いは目には見えなくなるが、想いと一緒にアートは残り、100年先・1000年先の人々にまで伝わっていく。