2024年10月29日 12:36

PID(ピーアイディー)は、企業のGX(グリーントランスフォーメーション)推進において必要なコストデータ・使用量/排出量データを一元的に管理するGXマネジメントサービス「Cyanoba(シアノバ)」において、製品別カーボンフットプリント(CFP)の算定機能の提供を開始した。

地球温暖化の進行を食い止めるべくカーボンニュートラルの実現が求められる中、企業はGHG排出量の削減に向けた対策が求められている。昨今は地球環境問題への関心の高まりから、取引先や消費者など企業を取り巻く様々なステークホルダーからCFPの開示要求も高まっている。そのためCFPを算定し開示することは企業にとって喫緊の課題となっている。しかし、CFPの算定には製品ライフサイクルの各段階においての情報を集める作業が必要となるため、手作業で算定する場合は業務が煩雑になってしまう。Cyanobaではこの課題を解決すべく、CFP算定の業務を簡単にし、算定結果をグラフ・テーブルで可視化することでGHG削減対策に貢献する。

CFP機能は、自社製品やサービスの製造過程におけるエネルギー使用情報をCyanobaのCFP機能に取り込むことで製品毎/サービス毎の製造で発生するCO2の算定が可能になる。あらかじめ歩留率を登録することでより精度の高い算定の実現を可能にした。本機能では製品別の算定結果をグラフで可視化するため、構成要素の推移排出量の要因特定と削減方針の立案に役立てることが可能だ。

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