サービスロボット分野の世界的リーダーであるPudu Robotics Japan（PUDU）は、配送ロボット「FlashBot」のアップグレードをグローバル発表した。

技術的な制限により、従来の建物配送ロボットは主に室内環境での使用に限定されており、半室外配送の多くは実現されていない。リゾートホテルの庭園、プールエリア、オフィスビルのオープンテラス、病院の屋外庭園などのエリアでは、配送のニーズが非常に高いものの、十分なサービスが提供されていないことが多い。これらのサービスギャップを埋めるために、PUDUは、半室外環境で動作するよう特別に設計された新しい「FlashBot」を発表した。

新型「FlashBot」は、正確で迅速なナビゲーションを実現するPUDU VSLAM+テクノロジーを活用することで、位置決めの精度と適応性が大幅に向上。庭の通路、フィットネスゾーン、プールサイドの端など、室内と半室外のエリア間をシームレスに移動し、さまざまな動的な混合使用環境で優れた性能を発揮する。そのため、ホテルのルームサービスやその他の半室外での用途に最適。

このイノベーションは、配送サービスの範囲を拡大するだけでなく、ロボットを純粋な質内環境から半室外エリアに移行させることで、サービスの質を向上させることにも繋がる。日本での発売時期は現在調整中。