2024年10月25日 12:52
誠勝は、10月25日より、「まちづくりの誠勝」内の新たなサービスとして図書館・博物館向けに「デジタルアーキビストによる専門業務の内製化支援サービス」を開始した。
誠勝は「文化を継承するアメーバを創る。」をミッションに掲げ、デジタルアーキビストやAI・機械学習、地域産業連関分析などの専門知識を有したメンバーも在籍している「デジタルアーカイブ構築と利活用」のスペシャリスト集団だ。
2023年4月1日の改正博物館法施行以降、博物館の新たな事業活動として、博物館資料のデジタルアーカイブ作成と公開が求められるようになった。一方で文化庁の調査によれば、デジタルアーカイブに関する専門知識を持った職員が在籍していない博物館が7割を超えており、デジタルアーカイブ作成自体も実施予定のない館が約半数に上っている。
「デジタルアーキビストによる専門業務の内製化支援サービス」では、専門人材が不足している図書館や博物館に対し、施設の職員がデジタルアーカイブ業務を自立的に行えるよう、デジタルアーカイブの制作工程に係るノウハウを提供する。また、各施設のニーズに応じた柔軟な対応が可能。導入前のヒアリングを通じて、施設の状況に応じた最適な提案を行い、費用やスケジュールを調整する。さらに、デジタルアーカイブ支援では、スキャンなどのデータ制作やシステムによる体系化だけでなく、テキストマイニングなどのデータ分析技術を駆使したデジタルアーカイブ公開後の利活用教育の支援も可能だ。