2024年10月21日 15:59
mentoは、女性管理職の葛藤に向き合う「Empower Woman Leadersプロジェクト(仮)」を発足し、女性リーダー100名への聞き取り調査を開始する。
企業の中間管理職にマネジメントコーチを提供するmentoでは、女性管理職/女性役員の課題に対して自社で取り組めることを模索し、3月には「女性管理職を対象とした無償コーチング264枠の提供」、6月には「女性管理職の意識調査」を発表した。「女性管理職の意識調査」では、管理職に登用される前に「管理職になりたかった」人が59.5%と半数以上であったものの、「どちらでもない」人が27.4%と少なくない結果が出ている。また、「なりたくなかった」(13.1%)の人の理由としては「自信がないから」(36.4%)が最多という結果になった。
多くの女性には、「頑張りたい」というアクセルと同じくらい「自信がない」「ほどほどにしておこう」というブレーキが働く構造がある。心のブレーキは女性から貪欲さを奪い、長い時間をかけて大きな格差を生み出す。mentoでは、曖昧ではあるものの確実に存在する「心のブレーキ」の正体を探り、それに対するアプローチを模索すべく「Empower Women Leadersプロジェクト(仮)」を発足し、賛同・協力してくれる女性リーダーを募集する。本プロジェクトでは、mentoのCOO丹下恵里さんが管掌し、質問と傾聴のプロフェッショナルであるmentoが女性管理職のリアルな声を集め、個人の葛藤や本音を明らかにする。