2024年10月21日 12:58
エコノハアネッツは、粗大ごみ処理の悩みを解決する「すてとこ」と「SODAKO(ソダコ)」の2つのサービスをリリースした。
これまでの粗大ごみ収集は、住民が電話で申し込みを行い、収集業者が事務処理を行うという、時間と手間のかかる手法が主流だった。電話が繋がりにくい、受付時間が限られているなどの不便さが住民にとって大きな課題となっており、収集業者においても、電話対応や事務作業が煩雑で、人手不足やデータ管理の非効率性が問題視されていた。エコノハアネッツは、長年にわたって廃棄物管理に関するサービスを提供し続け、業界での深い知見を蓄積してきた。この経験と最新のAI技術を活用し、住民と収集業者双方の利便性を向上させるために「すてとこ」と「SODAKO」を自社で開発した。
「すてとこ」は、AIが粗大ごみの画像を自動で判別してくれる便利なアプリ。スマートフォンで粗大ごみの写真を撮影し、LINEから送信するだけで、品目を自動的に判別し、その場で処分費用を出す。これまでの面倒だった見積依頼や処理券の購入、電話対応の手間が不要。住民にとっても、よりシンプルで利便性の高い手続きを提供する。
「SODAKO」は、従来の電話や書類での受付をクラウド化し、粗大ごみの申し込みから回収までのすべてをオンラインで管理できるシステム。収集業者は効率的に業務を進めることができ、収集ルートの最適化やデータの一元管理、回収状況のリアルタイム共有が可能になる。これにより、業務の大幅な効率化が期待される。