2024年10月18日 12:42
「膳所城VR Lab.」は、2020年から5年の歳月をかけて、膳所城のデジタル復元を実施。このたび、「出張!お城EXPO in滋賀・びわ湖」初出展と、「第一回 歴史スタンプラリー」を開催する。
膳所城は、徳川家康が関ケ原の合戦での天下統一後に最初に造った城。1601年に東海道を抑える役割を担い築城され、1870年に解体されて廃城となった。滋賀県大津市の南部、膳所崎と呼ばれた琵琶湖畔の地に膳所城は建っていた。湖にせり出すように建つ土地に膳所城は、湖面に浮かぶ様子が大変美しかったと言われている。
このプロジェクトは、CAD ASSIST社が未来継承アーカイブ事業として、立命館大学理工学部、理工学研究科の学生達と共に行う「デジタルの地産地消と地域振興」を目的に活動している。廃城から154年、今生きている人は誰も見たことがない膳所城。「出張!お城EXPO in滋賀・びわ湖」では、その膳所城を当日限定で、バーチャル体験できる。屋根の上から城を見下ろしたり、上空から見たりと、様々な視点から幻の膳所城を体験できるほか、膳所城アニメーションもブースで上映。
また、お城EXPO in滋賀・びわ湖限定「御城印」をはじめ、初出展記念グッズの販売やサンプリングを行う。また「膳所歴史デジタルスタンプラリー」では、スタンプスポットを巡るほかに、膳所城跡公園では、デジタル復元された膳所城を360度フォトAR体験ができる。詳しくはこちら。