2024年10月11日 15:53

家電製品協会が運営するスマートハウスのプロフェッショナル育成資格制度「スマートマスター」の資格取得者が、2016年のスタート以来、この程累計で1万人を突破した。

環境意識の高まりや少子高齢化、共働き世帯増加等を背景にスマートハウスの普及が進んでいる。「スマートハウス」では、家庭のエネルギーを「創る」「蓄える」「省エネする」ことで、実質的にエネルギーの消費量を抑える。同時に、ITとの連携でエネルギーマネジメント、ホームセキュリティサービス、ホームヘルスケアサービスなどのライフケアを行い、すべての人がより安心して快適に暮らせる住宅となる。

スマートマスター資格制度は、スマートハウスに関する技術や商品の動向を理解し、様々な製品やサービスを組み合わせる横断的な知識をもち、ニーズに合った提案の出来る「スマートハウスのプロフェッショナル」を認定する資格制度。住宅、リフォーム関連、エネルギー、家電量販店、通信、教育機関(学生を含む)など幅広い分野の人が受験し、直近9月に行われた第47回試験では720名が受験。内347名が合格、合格率は48.2%だった。

なお家電製品協会認定センターでは、スマートマスターの他、家電ライフをサポートする家電製品アドバイザー、家電製品エンジニアの3つの資格制度を実施。今後も社会変化や新たな人材育成ニーズに応じて制度を充実していく。詳しくはこちら