2024年10月11日 12:40

フォーステックは、10月1日より東京・表参道沿いの歩道にIoTスマートごみ箱「SmaGO(スマゴ)」を既設ゴミ箱と差し替える形で新たに34台設置した。

「SmaGO」とは、フォーステックが展開する、IoTスマートごみ箱。このごみ箱は、上部のソーラーパネルで発電した電力を活用し、ごみ箱の中のごみを圧縮でき、一般的なごみ箱で換算すると約500L相当のごみを一度に収容できる特徴を有している。また、内蔵センサーによってごみの集積状況をリアルタイムに把握することが可能。これらの特徴から全国各地でごみ回収の効率化・最適化ならびに街の美化を実現している。

2024年は訪日観光客数が過去最高となる見通しの中、表参道は国内でも有数の観光エリアで賑わいを見せている。その一方、ゴミの量が増加しただけでなく、記録的な猛暑や観光客の属性が移り変わった影響から捨てられるゴミの種類の傾向も変化した。フォーステックは本設置を通し、訪日観光客をはじめとした人流の増加で賑わいを見せる一方、関連して課題感が強まるゴミ問題の抑止に協力していく。なお、本取り組みの主体である商店街振興組合原宿表参道欅会は、観光庁が公募するオーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業として申請の上で採択され、取り組みの実現に至った。

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