2024年10月07日 09:57

サーラエナジーは、日本初となる再生可能エネルギー併設型蓄電所「サーラ東三河蓄電所」の建設を11月より開始する。

本蓄電所の建設は、同社が建設を進めている「サーラ浜松蓄電所(系統用蓄電池事業)」に続く2カ所目の蓄電所建設プロジェクトであり、電力系統からの充電に加え、太陽光発電設備による発電電力も蓄電することが可能となる。また、需給調整市場を中心に供出し、電力の安定供給と新しい収益機会の創出を目指していく。なお、本蓄電所の本格稼働は2025年夏頃を予定している。

同社は、中長期の成長分野と位置づける電力事業において、再生可能エネルギーの導入を促進する蓄電池の普及・拡大が必要不可欠であると考えている。今後は、自社の再生可能エネルギー電源の開発や蓄電所の運用にとどまらず、サーラグループ各社との連携を通じて、顧客のニーズが高まる蓄電池の設置や蓄電所の建設を推進していく。また、本蓄電所の運用における各電力市場取引に関しては、エナリスと、同社を介した取引の実施に合意した。今後は、同社との協業により、東三河地域・遠州地域以外での蓄電所建設も進めていく予定だ。これからも同社は、地域の顧客の低炭素化、脱炭素化の取り組みを積極的にサポートするとともに、地域のカーボンニュートラル社会の実現に貢献していく。

サーラエナジー