2024年10月02日 15:52

日本翻訳連盟(JTF)は、10~11月に国内最大規模の企業向け翻訳・通訳イベントである「第33回JTF翻訳祭2024」を開催する。今年のテーマは「ことばを伝える ― 情報、技術、文化、そして心を伝える」。

「JTF翻訳祭」は翻訳者・通訳者、翻訳・通訳会社、クライアント企業、ツール開発企業が集う国内最大規模の翻訳・通訳イベント。ユネスコが9月30日を「世界翻訳の日」と制定したことを祝う記念行事として、1989年より毎年開催している。「JTF翻訳祭」は翻訳・通訳に関するセミナーや講演、ワークショップ、交流パーティーや協賛企業によるブース展示など、多彩なプログラムで構成されている。2024年の翻訳祭は昨年に続いて、会場とオンライン(オンデマンド配信)によるハイブリッド形式での開催となる。

初の北陸開催となる会場開催では、基調講演に「東京都同情塔」で第170回芥川龍之介賞を受賞した九段理江さんを招聘。SNS時代におけることばのあり方、ことばによるコミュニケーションの未来を探る。

日程は10月24日・25日の両日、会場は金沢市文化ホール。北陸地方では初の開催となる。10月29日~11月30日には、基調講演を除く会場開催プログラムに、オンライン限定のプログラムを加えて、オンデマンドで配信。翻訳・通訳業界の最新トピックを、世界のどこからでも、好きなタイミングで視聴することができる。詳しくはこちら