2024年10月02日 14:59
レベルエンターは、小論文や志望理由書の採点・添削に悩む教員に向けて、AIで自動化するサービス「AI.R-Scorer(エアスコアラー)」を、10月2日にリリースする。
「エアスコアラー」は、新渡戸文化中学校・高等学校の中嶋一裕先生と共同開発した。中嶋先生は、「本当はもっと生徒一人ひとりに寄り添って納得いくまで指導したいのに、時間が足りなくてできない」という課題を常に感じていた。「本当は生徒一人ひとりにもっと寄り添いたい」教育現場でソフトウェアを開発する中で、業務に追われる多忙な先生にたくさん会った。そんな先生の負担を減らし、生徒に向き合う時間を捻出するために、「エアスコアラー」は開発された。
エアスコアラーはChatGPTの技術をベースとした採点システムで、オンライン上でテストの作成・配布が可能であり、生徒からの回答に対して、1採点最短10秒で自動で採点・添削を行う。1000人以上の一括採点にも対応できるため、大幅な採点時間の短縮が見込め、十分な指導やブラッシュアップした回答を確認するための時間が足りないという教員が抱える課題を解決する。また、採点基準も統一化され、教員の経験値による差異も抑えられる。現役の高校教員と共同開発しており、一括採点やルーブリックの設定、カンニング防止機能など、現場で発生する細かいニーズにも対応している。
料金は、生徒一人当たり年間500円(税抜)(詳細な料金体系は、要問い合わせ)。