2024年10月01日 15:34

ホテル日航つくばは、プラスチック削減を目的として事業者4社と連携し、自動おしぼり供給機「SAWANNA(サワンナ)」を10月1日よりレストラン セリーナで導入する。

この取り組みでは、ホテル日航つくば、デニーズ、リッチモンドホテル、ニッコースタイル名古屋、ホテルJALシティ名古屋錦の5社・ブランドがコンソーシアムを結成。SAWANNAのメーカーであるField Allianceの協力を得て推進している。「農林水産省 令和5年度補正 外食・中食産業持続的発展対策事業補助金(インクルーシブ対応や環境配慮の取組)」事業に採択された。

ホテル日航つくばでは、プラスチック削減に関して、紙おしぼりのプラスチック包材に着目。現在セリーナにおいて紙おしぼりは主に朝食ではブッフェ台に、ランチタイムは各テーブルに用意している。特にブッフェ台では、利用者に自由に取ってもらう運用となっているが、プラスチック包材だけでなく、人数以上にテーブルに持って行ったものが未使用のまま廃棄されているという課題もあった。

自動おしぼり供給機「SAWANNA」は、手をかざすだけでウェットのおしぼりが出てくる仕組みとなっており、従来の紙おしぼりのように包材を必要としない。これからもホテル日航つくばは、単に機器の導入だけに留まらず、利用者と環境について考え、行動するとともに、メーカーとも連携。機器本体や従来型の個包装おしぼりの研究も進め、事業活動の中で環境負荷低減を持続的に進めていく。