2024年09月26日 15:43

TwinSenseは、環境エネルギー投資社からシードラウンドで1億円の資金調達を実施。それに伴い、9月25日よりグローバルに求人募集を開始する。

現在、世界では「ニューロモフィック・コンピューティング」とそれに関わる先端AI技術SNNの開発が進められている。「ニューロモフィック・コンピューティング」とは、生物の脳などの神経細胞の働きに着想を得たモデルを使用するコンピューティング技術。次世代の先端AI技術として世界的に注目され米インテル社が大規模LSI開発に乗り出しており、SNN(スパイキングニューラルネットワーク)などを含む。

とりわけ、映像系のアプリケーションでは、「ニューロモフィック・センシング(測量=目の役割)」と「ニューロモフィック・プロセッシング(データ解析=脳の役割)」から構成されたシステムを指す。次世代コンピューターとしての中核を担い、データ処理の高速化と大幅な省電力化が期待されるこの2つの分野に日本でいち早く着手すべく、TwinSenseは2023年12月に設立された。

TwinSenseは今後の展開において、AIエッジ・プロセッシングをより進化させるため、世界的に注目が集まっているSpiking Neural Network(SNN)の研究開発を進め、早期の実用化を目指す。今後はその分野での資金調達を進めていくとともに、研究開発人材をグローバルに募集する。詳しくはこちら