2024年09月20日 09:56

福井県大野市とマーケットエンタープライズは、9月19日より、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートする。

近年、大野市では、空き家が増加しており、市では家財処分方法として廃棄ではなく、リユースという選択肢があることを市民へ浸透させていく必要があると感じていた。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してきた。そうした中で、マーケットエンタープライズが大野市に働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」を用いた今回の取組が実現した。

「おいくら」は、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォーム。不要品を売りたい人が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができる。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し、運び出し対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになる。加えて、市では回収を行なっていない冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も、まだ使えるものであれば買取できる可能性があり、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となる。

9月19日15時に大野市ホームページ内へ「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になる。

大野市ホームページ