2024年09月18日 15:43
このたび関西大学を舞台に、本学OBの漫才コンビ「ジャルジャル」の福徳秀介さん原作による青春・恋愛小説「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」(小学館)が映画化、2025年4月の公開が決まった。
ロケ地として今年4月から、大学内を中心に撮影が行われ、のべ数百人の関大生らがエキストラとして協力。正門や法文坂、図書館、博物館といった大学とその周辺の商店街などの風景が印象的な場面として使われている。
本作は福徳さんが初めて書いた小説。2020年に刊行された関大生を主人公にした物語で、本学で毎年選定する「新入生に贈る100冊」に選定され、よく読まれている。映画は「勝手にふるえてろ」(17年)「私をくいとめて」(20年) などの大九明子監督がメガホンを取り、脚本も担当した。撮影では関大生、教職員もエキストラとして協力。授業の様子やキャンパスの風景がリアルに再現されている。
主人公の関大生、小西徹を演じるのは、映画「朽ちないサクラ」(24年)やドラマ「美しい彼」シリーズの萩原利久さん。若き実力派が銭湯でアルバイトする関大生を演じて新たな魅力をスクリーンに焼き付けている。小西が恋するお団子ヘアの関大生、桜田花を演じたのは、ドラマ「不適切にもほどがある!」や、映画「あんのこと」「ナミビアの砂漠」(すべて24年)など話題作への出演が続く河合優実さん。この作品でも話題をさらいそうだ。