2024年09月17日 15:58
アブラカダブラ社は、豊島区池袋にて「留学生」を対象とした、言語サポート付きのアニメ関連体験プログラムを、8月6日・27日・28日に実施。東京都周辺の日本語学校に通う、中国・フィリピン・トルコ・韓国・ネパールなど各国出身の計22名の留学生が参加した。
国際交流基金が行った2021年の調査によると、外国人が日本語学習を始める目的として「アニメ・マンガ・J-POP・ファッション等への興味」と回答した割合は59.9%。東京周辺の大学・日本語学校にも、日本のアニメ作品をきっかけに日本語に興味を持った学生が一定数おり、卒業後の進路として美術大学やアニメーション関連の学校・企業を希望するケースも。
そこで、同社が訪日外国人向けに提供している体験プログラムを、日本文化に関する学習機会の一助として体験してもらい、アニメをテーマにした「伝統文化にとらわれない、新たな日本文化」を体験できる場を提供した。
当日は同社の社員が言語サポート(通訳)を行い、提携先である声優事務所「アルディ」の自社スタジオや、ハコスタが所有する撮影スタジオにて、声優体験やコスプレ体験を実施した。留学生たちには日本語が上手く発音できなくて楽しめるように練習する時間を用意し、台本には日本語・外国語・ヘボン式ローマ字で表記。コスプレ体験では、カメラマンによる英語の掛け声や、おすすめのポーズ集を用意するなど、日本語が分からなくても楽しめるように工夫した。