2024年09月12日 12:43
河出書房新社は、イギリスDK社の大人気教養シリーズから「数学大図鑑 世界を知る新しい教科書」を、9月12日に刊行する。
本書は、数学で最も重要な考え方や定理、法則を、とにかくシンプルにわかりやすく解説した図鑑。先人が数学と格闘してきた歴史をたどりながら、数学者たちがいかに数や形にまつわる問題に疑問を抱き、それを解くために格闘し、美しい答えを導き出してきたかを紹介していく。バビロニアや古代エジプト、古代ギリシャの昔から、フェルマーの最終定理を証明したアンドリュー・ワイルズや、ポアンカレ予想を解決したグレゴリー・ペレルマンの現代まで、数学者たちの発見や名言もふんだんに取り混ぜながら、数学、そしてその発展を魅力的に解説。さらに、現代に至るまで、数学が私たちの生活に果たしてきた役割についても掲載。いま知っておきたい、数学分野の社会における貢献についてもわかりやすく紹介する。
本書では、数学のビッグアイデアをたどれる。革新的な発見がどこからきたのか、誰が発見したのか、何が重要なのか。85のビッグ・アイデアや発見を解説する。また、数学が苦手な人でも楽しく読める。数学の美しさを語る、数学者たちの名言の数々。図表、年表、グラフなどシンプルでクリアな図解によって、理論も理解しやすい構成となっている。さらに、豊富な写真や図版で、どのページから読み始めても引き込まれる。身近なものにも数学が生きていることを、実感しながら読み進めることができる。
定価は5390円(税込)。発売⽇は9⽉12日。