2024年09月11日 15:41

小学館より、「正欲」以来3年半ぶりとなる、作家・朝井リョウさんの新作長篇小説「生殖記」が、10月2日、刊行される。発売まで残り3週間となり、特設サイトにて発売記念TVCMが解禁された。ナレーションを務めたのは、声優・津田健次郎さん。

2021年に刊行された前作「正欲」は、発売直後から「読む前の自分には戻れない」と口コミが広がり、話題沸騰。第34回柴田錬三郎賞受賞、ダ・ヴィンチプラチナ本 OF THE YEAR 2021年選出、本屋大賞ノミネートと各文学賞を席巻した。さらに2023年、稲垣吾郎さん・新垣結衣さんの共演で映画化され、累計50万部を突破するベストセラーになっている。

このたびの新作「生殖記」は、2022年~2023年にかけて北海道新聞、河北新報、東京・中日新聞、西日本新聞にて連載されていた作品だが、刊行に際し大幅な加筆修正が行われている。カバーはタイトル部分にホログラム箔をあしらい、光の加減で表情の変わる特別仕様。

公開された特設サイトでは、冒頭試し読みや、「まさかの語り手に衝撃、これ何人称?」「とんでもなく救われた」「朝井リョウに自身を見透かされた」など、いちはやく読んだ書店員からの熱い感想の数々も公開中。「生殖記」は定価1870円(税込)。特設サイトはこちら