2024年09月06日 16:22

講談社の絵本をショートアニメにしてTVCMやWEB上で公開するプロジェクト「アニエホン」。このたび第3弾となる作品「PIHOTEK(ピヒュッティ) 北極を風と歩く)の放送・配信がスタートする。

原作は、「植村直己冒険賞」受賞の極地冒険家・荻田 泰永(おぎた やすなが)さんが文を、「世界で最も美しい本コンクール」銀賞受賞の井上 奈奈(いのうえ なな)さんが絵を担当した絵本。北極をたった一人で歩く「僕」の一日を描いた絵本の世界感そのままに、頬を叩く風、空から降りる暗闇など、北極を歩く「僕」を映像でも追体験できる、美しいショートアニメになっている。

アニメーション制作を担当するのは「映画 すみっコぐらし」シリーズや「アグレッシブ烈子」(NETFLIX)などを手掛けるファンワークス。NHK「みんなのうた」などで活躍するホッチ カズヒロさんが監督を務め、奥行きや雄大な自然を表現する為に背景に3DCGを取り入れたシーンも。北極の地を生きる臨場感を繊細かつ優しい色彩で表現した。さらに音楽は羽深 由理(はぶか ゆり)さんが担当し、イヌイットに伝わる独特の発声法による歌と弦楽器を組み合わせ、幻想的な世界感を表した。

ショートver.とロングver.の2種類でアニメ化される本作は9月6日12時より放送・配信。30秒のショートver. は全国のTVCMで放送され、WEB上ではディレクターズカット版となる2分のロングver.を公開。あわせて英語字幕版も公開する。詳しくはこちら