2024年09月06日 12:58
ストリーツが提供するAI支援ニュース編集アシスタント「apnea(アプネア)」は、9月1日、レシピ機能の実装・スマホ対応を完了し、正式版をリリースした。
「apnea」は4月にベータ版を公開した。現在、放送局・新聞社・出版社を中心に26団体・320人以上が利用している。今回の正式版リリースにより、人間とAIの共創によるコンテンツ制作をより強力に支援していく。
レシピ機能とは、作りたいレシピを選択し、取材内容をアップロードするだけで、テキストコンテンツを生成AIに作成させる新機能。メディア業界で生成AIの活用が進まない背景として、プロンプトを書く難解さと、ハルシネーションおよび著作権侵害リスクへの対処が大きな課題となっていた。レシピ機能はその壁を打ち破る画期的な新機能だ。レシピ機能を活用すれば、利用者はプロンプトを書く労力をかけずに、生成AIから高品質なアウトプットを受け取ることができる。また、コンテンツを生成するにあたって必ず取材・リサーチ情報を必要とするため、ハルシネーションや著作権侵害のリスクを最小限に抑えられる。利用できるレシピには、運営が提供するオフィシャルレシピと、チームでカスタマイズするオリジナルレシピがある。
UIもスマホ・タブレットのブラウザからも快適に使用できるように大幅リニューアル。スマホ対応が実現したことにより、取材先で「apnea」に取材音源をアップロード、帰社するまでの間に文字起こしとドラフト作成を完了させることも可能だ。