2024年09月05日 20:12
アスクルは、環境省が推進する「バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業」の個別バリューチェーン支援の参加企業として、構成企業2社とともに決定された。
GHG排出量を2050年までに実質ゼロとするカーボンニュートラルの実現のためには、大企業のみならず中堅・中小企業も含めたサプライチェーン全体でのグリーン・トランスフォーメーションの取り組みが不可欠とされている。本モデル事業は、環境省がサプライチェーン全体でのグリーン・トランスフォーメーションの取り組みを進めることを主眼におき、自社における排出量(Scope1,2)削減だけでなく、バリューチェーン排出量(Scope3)の削減実現に向け、バリューチェーン全体で連携した取り組みを推進するために実施するもの。
今年度の本モデル事業では、複数主体による取り組みや業界横断での連携モデルを創生し、業界内のデータ連携の促進や後発企業の支援を目的として、業界共通のScope3算定ルールやエンゲージメント方針のガイドライン策定に向けた支援を行う。
アスクルは、EC企業として「責任あるサプライチェーンの構築」を進めるべく、まずは本モデル事業の構成企業2社と連携し、本モデル事業への取り組みを進めていく。本モデル事業では、アスクルとエンゲージメント対象のサプライヤーである本モデル事業の構成企業2社と連携して、サプライヤーのCO₂排出量の算定、目標の設定、削減の取り組みを実施する。