2024年09月05日 19:44

ヤマハは、日本を代表するロックバンドであるLUNA SEAと、「ライブの真空パック」をコンセプトにした取り組みにおけるアンバサダー契約を結んだ。

ヤマハは、2017年より「ライブの真空パック」をコンセプトに、ライブやコンサートの体験を音楽・文化資産として保存することを目指して技術研究・事業開発に取り組んでいる。主要な取り組みとして、実際の楽器の演奏をリアルに自動再現する「Real Sound Viewing®」および、高臨場感ライブビューイングシステム「Distance Viewing」という2つのサービスを事業開発しているほか、それらを支える技術として、音響、映像、照明や舞台演出などのデータ形式を統一化する記録・再生システム「GPAP(General Purpose Audio Protocol)」などを開発し、実証を重ねてきた。

これらの新たなサービスや技術を活用することで、「観たくても観られなかったライブ」を保存し、その体験を時間と空間を超えて提供することを可能にする。また、現代の音楽だけではなく、伝承が危ぶまれる伝統音楽の保存や継承にも活用することができる。 このような取り組みにLUNA SEAが賛同し、アンバサダーに就任することとなった。

ヤマハは「Real Sound Viewing」での演奏再現において新技術を開発。その過程でLUNA SEAのメンバーからの評価を受け、求められる技術品質に応える再現力を実現した。