2024年09月05日 15:55

ヤンマーグリーンシステムは、持続可能な農業を実現するための革新的な栽培技術の提供を目的に、タカミヤと協業し、大規模農業ハウスにおける高効率な作物栽培の実証実験を開始する。

近年、国内の食生活の多様化や食料生産人口の減少など、農業を取り巻く環境が厳しさを増している。特に都市部においては、人口増加に伴い都市農業や太陽光を利用した大規模ハウスのニーズが高まっており、これに対応するための新たな農業技術が求められている。

ヤンマーグリーンシステムは、長年にわたる農業設備のノウハウを活かし、タカミヤが運営する「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK(TAP)」にて、持続可能な農業の実現を目指した協業を行う。TAPは、農業従事者の普及・教育およびリスクを減らして就農できる環境を構築すべく運営している、農業における全てがわかる総合農業パークであり、ヤンマーグリーンシステムの栽培設備とタカミヤの農業用ハウスを組み合わせることで、農業分野における新たなソリューションを生み出す。

今回の協業では、タカミヤが展開する大規模農業ハウス内でヤンマーグリーンシステムの先進的な栽培設備を活用した実証実験が行われる。これにより、ハウス内で高度な環境制御を実現し、年間を通じて高品質な農作物の安定生産を目指す。ヤンマーグリーンシステムの栽培設備は、環境負荷を低減し、省力化を図るために設計されており、この協業により、生産性向上と品質安定化を実現する。

ヤンマーグリーンシステム / タカミヤ