2024年09月03日 16:30

福島県内の花火師たちが協力して、福島県双葉町で9月28日に大規模な花火大会を開催する。福島の今と魅力を体験できるイベントに、新たに2つの見どころが登場することとなった。

まずこのたびの双葉花火では、当初予定していた花火の打上数量が大幅に増え、福島県内最大級の規模の約1万発の花火で華やかに双葉の夜空を彩ることになる。これは福島県内最大級の大規模な花火大会に匹敵。その上、観覧会場から打上げ場所まで距離がとても近く、圧巻のスケールの花火を目の前で楽しむことができる抜群の観覧ロケーション。これだけの花火の打上数量を、これほど間近で体感できる機会は滅多にない。

さらに、能登半島地震の被災地である石川県の花火師から花火玉の提供を受け、エール花火として打ち上げるプログラムも新たに決定。双葉町も東日本大震災で大きな被害を受けた。震災が風化しないように、今の被災地を知ってほしい、たくさんの人に訪れてほしいと企画したのが双葉花火。同じ被災地として繋がり、心を寄せて能登の復興を応援する。

復興のラストランナーである双葉地区の活性化につなげようと、福島県内の花火師たちが協力して作り上げる双葉花火。花火大会のスケールを更に拡大させ、能登の被災地の繋がりと応援の輪を広げての開催となる。開催日は9月28日18時~打ち上げ。場所は東日本大震災・原子力災害伝承館。詳しくはこちら