2024年08月29日 09:52
プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会と損害保険ジャパンは、連携して提供しているフリーランス専用の報酬トラブル弁護士費用保険「フリーガル」の対象とする事故の範囲を、9月15日から拡大する。
フリーランス協会は、「誰もが自律的なキャリアを築ける世の中へ」というビジョンを掲げ、自分の名前で仕事をしたい人のためのインフラ&コミュニティ。損保ジャパンは、SOMPOグループの中核会社として、国内損保事業を展開している。
フリーランス協会と損保ジャパンは、フリーランス専用の報酬トラブル弁護士費用保険「フリーガル」を開発して2019年に任意加入保険として提供を開始した。2021年にはフリーランス協会の一般会員全員へ「フリーガル」を自動付帯化、2022年には自己負担額0円にアップグレードする改定を行いながら、提供を続けている。
昨今ではクリエイターエコノミーの増加や生成AIの普及に伴い、フリーランスが自らの制作物を無断で転用される等、知的財産権を侵害されるトラブルが急増している。そこで両社は、これまで報酬トラブル専用であった「フリーガル」の補償範囲を拡充。今後、フリーランス協会の一般会員は、自動付帯保険である「フリーガル」を、著作権、商標権、特許権などの知的財産権の被侵害トラブルにも利用できるようになる。フリーランスが正当な権利を有するコンテンツが無断で転用、盗用された際の相談費用と弁護士委託費用を補償。保険の加入や変更手続きは不要だ。