2024年08月16日 12:55

北海道北広島市とマーケットエンタープライズは、8月16日より、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートする。

北広島市では、2014年度から2023年度にかけて、粗大ごみとして排出された家具や自転車などのリユース事業を実施していたが、更なるリユース促進のため、新たな施策導入の可能性を模索していた。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してきた。そうした中、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォーム「おいくら」を用いた今回の取組が実現した。

「おいくら」では、不要品を売りたい人が査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができる。北広島市では、粗大ごみの戸別収集を行なっているが、大型品や重量のあるものでも、原則、市民が自宅の外へ運び出す必要がある。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し、運び出しまで対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになる。加えて、市では回収を行なっていない家電リサイクル法対象製品も、まだ使えるものであれば買取が可能だ。なお、市民のサービス利用はもちろん、市の費用負担もない。

北広島市ホームページ