2024年08月02日 16:00

B Labが主催する「ニューロダイバーシティプロジェクト」は、「触力検査」プロジェクトを始動する。
「ニューロダイバーシティプロジェクト」は、脳や神経の多様性を尊重し、誰もが自分らしく力を発揮できる社会の実現を目指している。今回、新たな取り組みとして慶應義塾大学メディアデザイン研究科 南澤孝太教授、名古屋工業大学 田中由浩教授らとともに触力検査プロジェクトを始動する。
触力検査とは、触覚の感度を測定するための検査。この検査では、触覚の鋭敏さを測定し、個々の触覚特性を理解することを目的としている。視力検査が視覚の状態を評価するのと同様に、触力検査は触覚の状態を評価するための手段となる。検査結果は、触覚過敏や触覚鈍麻の可能性を判断する。触覚の特性を早期に発見し、個々のニーズに合わせた適切な対策を講じることで、教育現場や職場での効果的なサポートが可能となり、日常生活の質を向上させることができる。
触力検査プロジェクトでは触力検査表を作成すべく、第1弾参加者を募集する。対象は、感覚に関する困りごとを抱える人(例えば、着る服に困りごとを感じる人やマスクの着用が苦手な人など)。
日時は9月9日18時〜。場所は、ポートシティ竹芝 8階 東京都港区海岸1丁目7-1。