2024年07月29日 12:39
シンコキュウは、デスクワーカーの生産性向上と健康改善を目指すデバイス「シンコキュウ」のベータ版「シンコキュウβ」を法人向けにレンタル販売を開始する。
現代のデスクワーカーは、パソコンやスマートフォンの画面を長時間見ることで「スクリーン無呼吸症候群」に陥りがち。この現象は集中力や読解力の低下を引き起こす。そこで、「シンコキュウ」は定期的な動きと音を使ってユーザーに深呼吸のリズムを提供し、集中力の回復をサポートする。デバイスの動きと音に合わせて深呼吸を行うことで、ユーザーはより効果的に集中力を維持し、仕事のパフォーマンスを向上させることができる。
「ポモドーロテクニック」は25分の作業と5分の休憩を交互に行うことで、生産性を高める時間管理法として広く知られている。「シンコキュウ」はこのテクニックと呼吸法を融合し、10分から30分に1回、約1分間の呼吸モーションを行う。デバイスの動きと音に合わせて深呼吸することで、ユーザーは集中力を持続させ、仕事中のストレスを軽減できる。
「シンコキュウ」は、2023年11月に開催された国内最大級ハードウェアコンテストGUGEN2023にて大賞を受賞し、その副賞としてプロトタイプ開発の支援を受けてきた。支援の結果、今回完成した「シンコキュウβ」のレンタル販売を、8月より開始する。企業のオフィス環境やリモートワーク環境の改善、プレゼンティーイズムの軽減、ウェルビーイングに関する事業検証などに活用できる。