2024年07月12日 15:00

大日本印刷(DNP)は、東京消防庁と連携。DNPが展開するマンションやオフィスビル向けのエレベーター内デジタルサイネージ「ELE PISION(R)(エレピジョン)」で、生活者向けに防災・救急関連の情報を7月16日から配信する。防災や救急に関して、都内に設置している740台以上の「ELE PISION」で情報を配信することで、生活者の意識と知識の向上につなげていく。
東京消防庁による2023年の救急出動件数は前年比5.3%増の91万8311件と、過去最多を記録した。この件数増加によって、遠方の救急車が出動する確率が高まり、現場への到着時間が遅れる可能性も高まる。そのため、東京消防庁は常に家庭や事業所等に防災・救急に関するアドバイス情報等を発信。それとともに、地域住民を主体とした自助・共助の精神に基づく地域防災力の向上に取り組んでいる。
本サービスでは、家庭での事故防止や防災、救急アドバイスなど、生活に密着した東京消防庁作成の情報を配信する。子供から高齢者までの幅広い年齢層の生活者に向けて、日常に潜む危険なポイント等について、イラストを用いてわかりやすく提供。エレベーターに乗っている間に、防災・救急情報に自然に触れる機会を増やすことで、生活者の防災意識の向上と救急関連の知識の普及につなげることを目指す。